作業を進めるための確認事項
3回目の今回は、実際にバナー画像を制作していくにあたって、まとめていきたいと思います。ではその必要な情報が何かというと、それぞれ詳しくは以降 に書いていきますが、例えば「サイズ 」なんかは代表的な事前に確認しておきたい情報です。ウェブ用の画像は基本的に設置先であるサイトのどのページに、どのくらいのサイズで設置するか、これがきまっていなければ、制作をスタートすることはできないと、わたしは考えています。最近はさまざまなデバイスに対応するため、大きい目な画像で制作しておき、デバイスに合わせて表示するといった対応も必要になっていますが、とは言え、どんなデバイスに表示するバナー画像でも設置先の領域にあった縦横サイズ(比率)が決まっていなければ、制作に取り掛かれません。それでは「サイズ」をはじめとして、バナー画像制作の実作業において、日ごろ私が気を付けているポイントをまてめてご紹介します。制作に取り掛かるきっかけや、依頼する際に何を伝えたらいいのかとお悩みの方に、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
8つの必要な情報
サイズ | テイスト | メインカラー | テキスト |
画像素材 | 設置先URL | 参考画像 | 不要な要素 |
それぞれの情報がより具体的で、明確になっていると制作がスムーズに進めることができます。設計図をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。ではそれぞれをどうやって具体的な内容に落とし込んでいくのかというと、思い出して欲しいのは第2回で書いた、「目的」のことです。この「目的」に沿ったかたちで、各項目をまとめていけばいいわけです。特にテイストやテキスト、写真やイラストなどの画像などは、「目的」における背景が反映される要素が大きいので、しっかりと時間をかけてまとめる必要があります。
チェックシートをご用意しました
これら情報を確認・検討するにあたって活用いただける「ウェブ向け画像制作の要件確認シート」をご用意しました。各項目を書き込んでいただくと、制作する画像のイメージが見えてくると思いますので、ご活用いただけたら幸いです。
▶「ウェブ向け画像制作の要件確認シート」を利用
続きは、次回
では次回は、8つの必要な情報からバナー画像の「サイズ」の確認方法などについてまとめていきます。